洗練されたジェントリーなコア・フュージョン。ヒネた旋律がミステリアスな雰囲気を作り出しています。Allan HoldsworthとAndy Summersの中間を行くようなギターと湿っぽい雰囲気を出す鍵盤、技巧派ベース・・と聴き応えは十分です。ベースはPippo Matinoです。曲の感じはAndy Summersに似ているなあ。１曲目A Synchronical Ideaから３曲目Bellsはかなり近い音楽性だと思います。７曲目Mystic Interludeもいいかな。唯一明るい雰囲気の８曲目The Rude Modeはギターの音色が繊細で温かみを感じさせます。
Summersの作品といわれても納得しそうな感じ。抑制の強く効いた大人向けの音楽ですね。