変拍子／ポリリズムなメタル。金属的なギターをパーカッシブに刻み続けます。その刻み具合だけですべてを表現しつくそうとしているみたい。例えるならば「ギター偏重のGORDIAN KNOT」あるいは「少しマイルドなSPASTIC INK」。ギター中心でバキバキと演奏してるんだけど、時折「丸み」や「和み」を感じさせる不思議な音です。WATCHTOWER、SPIRAL ACHITECTが好きな人にもオススメ。
怒涛の変拍子 スパイラル・アーキテクトやウォッチタワーの好きな人へ
変拍子／ポリリズムなメタル。金属的なギターをパーカッシブに刻み続けます。その刻み具合だけですべてを表現しつくそうとしているみたい。例えるならば「ギター偏重のGORDIAN KNOT」あるいは「少しマイルドなSPASTIC INK」。ギター中心でバキバキと演奏してるんだけど、時折「丸み」や「和み」を感じさせる不思議な音です。
WATCHTOWER、SPIRAL ACHITECTが好きな人にもオススメ。
マイルドなスパスティック・インク系
マイルドなSPASTIC INK。ギターを重ねて超絶バキバキ・サウンドになっていますが、他のSPASTIC系と違うのは情緒や丸みを感じることです・・・って、バンドの音というのは既に固まっていて、過去の作品の延長上にあるわけですけど。特徴は過去のアルバムで書いてきたので、音が変わっていないわけで取り立てて書くことはありません。良かったのはカラフルな重厚サウンド１曲目Panoramic Long-Range Vertigo、哀調の旋律出豪快な演奏やってる７曲目Luminescenceです。
ジャズとメタルの凄まじい音圧 確かに技巧派だが・・
技巧派ジャズロックのフォーマットでメタルをやったようなものかな？
複雑なアルペジオを無理やり押し込んだような作風。ストイックなGORDIAN KNOT。しかしこれだけの音圧と難解な展開だと圧倒されるよね。個性的な作風だしいいと思ったけど、さすがにアルバム１枚聴きとおすのはつらい。１枚目で音は出来てしまっているし、もう少し変えてくれないかな・・
メンバーが変わり、音も変貌した４枚目
ベースが交代し、あらたに鍵盤が参加、またギタリストがもう一人加わり５人組として新たにスタート。そのため、音もかなり変わりました。
歪んだギターは健在ですが、もはや轟音サウンドではありません。彼らの持ち味である構成の妙をさらに押し出した形です。ギターが二人になり、鍵盤も加わることで音はかなり広がりが出ました。すこし技巧派フュージョンのような音色になってきたかなと。音色が澄んできたのですよ。
前作が隙間を聞かせるよう巧さがあったのですが、５人組となってもその辺は変わりません。むしろさらに分離がよくなり、しかも３から５への多層構造化。音も以前より静かになっています。美しい透明の薄膜を重ね合わせて作り上げたアート作品のようです。構成を聴かせる作品です。