アイルランドのネオ・プログレ系。Peter Gabriel在籍時のGENESISに似て、旋律のポップな面と曲の構築美の両方を強化したような感じ。最初、かなりポップに感じられます。そのためよくいるGENESISフォロワーのスカスカ・ポンプかと勘違いしたのですが、曲の中盤からの構成力はすばらしいです。ポップと重厚シンフォを行ったり来たりするさまが絶妙なんですね。複雑なのに聞きやすいんですよ。IQにも非常に近いですね。
特徴は、Peter Gabrielそっくりのボーカル。まあ、この系統にはありがちなんですが。それと、鍵盤が大活躍です。厚く、懐かしく、柔らか。オルガンやメロトロンをうまく使っています。
代表曲は印象的な旋律がキャッチー、しかし中盤以降の構成力に驚く１曲目Theatre of the Absurdと４曲目A Gathering Of Crowsです。そしてまるでオペラのような大曲A Time Of Shadowsです。特に終盤がイイです。