FLYTE


classification : symphonic
area : Belgium
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review :

Dawn Dancer



 いきなり歌謡曲調のギターで始まる哀愁シンフォ。メロトロンを多用。歌部分は比較的多い。ヴォーカルはシアトリカルなタイプ。初期のCAMELや初期のANYONE'S DAUGHTERのような甘い叙情派シンフォを狙っている。
 メロディラインはわかりやすいが、悪く言えば月並み。時にコミカルにすら感じてしまう。ギターも泣いてるんだけど、どうにも古臭い。70年代の歌謡曲に出てくる伴奏エレキみたいな音色なのよねえ。うー・・シンフォ歌謡ですな、これでは。
 シンフォだけでなくジャズっぽい展開も含まれている。これが結構面白くって、もうちょっとこういう雰囲気の曲が多かったらそれなりに聴けるのだけど。全体的にはどうも散漫。正直、聴きつづけるのが辛いものがあります。好きな人もいるようですが・・

MUSEA FGBG4096.AR ('73/'93)