カリフォルニアで活動していること以外、バンドの詳細や作品の背景はまったくわかりません。湿っぽい曲調や雰囲気はRUSHです。７０年代半ばで初期の大作に取り組んでいた頃のRUSH。音の隙間具合から考えて、RUSH同様３人かもしれない。ベースラインとかモロそれっぽい。
アルバム前半は地味です。Caress Of StealをもっとマイルドにしたようなRUSH。淡々とやってます。
でも後半はちょっとだけですが面白い。RUSH ＋ SPOCK'S BEARD風だったり（５曲目Second Thought）、哀愁＆幻想的な７曲目Abstrusus、不気味なアカペラ９曲目Patch、前半がプログレハードで後半がKING CRIMSONな１０曲目Stigma、SPOCK'S BEARDのようにしっかりしたシンフォニック大曲１１曲目Samurai With A Gun。まあ、何を狙ってるのかわかりませんが。
音の完成度はまあまあ。２枚目がどうなるのか予測できませんが、変わった方向に行くんでしょうね。