NIGHT RANGERのドラム＆ヴォーカルのソロ。NIGHT RANGERのメンバーが多く関わっていることもあって、かなり似た音になっています。NIGHT RANGERを泥臭くしたような感じかな。ブルージィさを加えたアメリカン・ハード・ポップという感じ。プログレ・ハードの要素は皆無です。Kevin Chalfantとも交流があるそうだが、このアルバムには似た要素は一切ありませんでした。念のため。ドラマーのソロといってもあくまで楽曲重視。むしろ、ギターを控えめにして自身のヴォーカルをより前に出しているため、さらにポップな感じすらします。ただ、メロディラインそのものにはあまり魅力が感じられない。水準はクリアしているんですが、聴き終えた後に印象に残らないというか・・・まあ、どうにもフツーな感じ。って私は否定的ですが、実はこのアルバム、メロディックのファンにはけっこう人気が高いんですよね。できれば他の人のレビューを観てください。なんじゃそら。