MAXWELL'S DEMON

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classification : heavy symphonic, vintage rock, chember
area : US
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Diablo

鍵盤偏重のヴィンテージなシンフォニック 米版アングラガルド

 シンセ/オルガン/メロトロン主体のへヴィ・シンフォ。常に複数の鍵盤がなっている状態です。鍵盤主体のANGLAGARDと言えそうです。
 アメリカのバンドですが、北欧系ダーク・シンフォがアメリカに渡ってその地に適合した感じ。北欧独特の、あの底冷えするような暗さはありません。重厚で冷ややかなんですがどこかネアカなんです。さすが陽気な国アメリカ。抜けのいいドラムのせいかな? あ、そうそう、曲によってはカンタベリーも加わってます。
 じゃあ、底が浅くてつまらないか? さにあらず。典型的な北欧ダークこそありませんが、病的な暗さの代わりに鍵盤が織り成す深い深い表情があります。さらに黒光りするような万華鏡の如きカンタベリー、シリアスなチェンバー・・・深夜に聴きこむとそこそこハマれますよ。

MAXWELL'S DEMON ('10)