METROPOLIS


classification : prog-hard, AOR
area : Canada
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review :

Power Of The Night

メロディックの王道! メロハー・マニア必携の佳作!

 カナダ出身の二人組。作曲、ギター、キーボード、打ち込みなど演奏の大半を担当するPeter FredetteとヴォーカリストStan Meissnerによるプロジェクト作品です。

 TOTOJOURNEYを彷彿とさせるメロディアスな作風。プロジェクト名のとおり、洗練された演奏にちょっとだけ近未来な雰囲気が加味されているという感じです。典型的AORハード/US産業ロックなんだけど、その近未来センスゆえか、古臭さく感じない。そればかりか、STEELY DANにも通じる巧みなAORセンスも感じられます。さすがMTM作品ですね。恐れ入りました。
 THE STORMRTZといったバンドに肩を並べる正統派です。メロディはもちろん聴きやすく一度で覚えられるようなキャッチーなんだけど、飽きが来ないのですよ。曲作りが巧みなんですね。

 どの曲もメロディックのファンを納得させる完成度の高さ。広がりのある1曲目Wild And Blue、JOURNEY風(というよりTHE STORM風かな)の4曲目Walk Through The Fire、TOTOみたいなLA風AORの5曲目Restless Moon、シンプルだけど飽きの来ない9曲目The Best Is Good Enoughが好きです。

MTM / AVALON CRCL-4523 ('99/'00)