オルガン主体のB級シンフォ
オルガン/キーボードを中心とするシンフォ。物憂げなメロディとB級っぽい演奏力が特徴。ちょっとPROCOL HARUM風っすね。これはデビュー作品。
だらだらと長い演奏に、疎らに配置されたフレーズで構成・・って感じ。展開も緩慢。だけどキーボードのフレーズには、シンフォファンやオルガンロックが好きな人に強烈にアピールしそうなセンスが感じとれます。
特に17分のBanished Bridgeに彼らの特徴がよく出てる。長い演奏時間のうえに、SEが延々と続いたりして正直スカスカな印象。だけど、オルガンとムーグのフレーズがいい。冗長だなあと思いつつも、聴けば聴くほどなぜか好きなる変な曲。B級らしいシンフォ。
2曲目High Evolutionも垢抜けないシンプルな歌モノなんだけど、オルガンの音が印象的。他の曲もそう。さえない曲だなあと思いつつ聴くうちにハマる(笑)
PROCOL HARUMが好きな人には絶対アピールすると思います。