メロディアスなロングトーン・ギターを中心にしたオランダのバンド。一口で言えば「ネオ・プログレからボーカルを除いたような音」。CAMELのAndy Latimer系ギターに、ピアノが重なり、哀愁シンフォを奏でる・・・でもどうにも、ちょっと感情移入し過ぎ。クサくて、ムード音楽って感じなんだよなあ。韓国あたりのマイナー映画のサントラみたい。さすがCYCLOPS、軽めのシンフォを扱わせるとそれなりのクオリティになってます。某SI MUSICのように「聴いてがっかり」ってことはないです。あとは「クサいLatimer風」なギター・サウンドが好きか嫌いかだけかと（あるいは「軟弱なDave Gilmour」・・）。付け加えますと、海外サイトでの評価はそこそこ、ファンも多いようです。
さすがに、弱いシンフォに哀愁ギターだけが売りでは、アルバム１枚聴くには食傷気味です。１、２曲で結構。