ハード・ポップの快作 米国風旋律 + 英国ロックのこだわり
シーンがNWOBHMの末期に差し掛かった頃に出現した英国5人組。これは2枚目です。JOURNEYタイプのメロディアス・ハード。JOURNEYよりも音が走ってるかな。英国出身ながらかなりアメリカを意識した音です。LAメタルを連想させるメロディラインであると同時に、音の処理や音色の選び方にこだわりが感じられて、これって英国らしいかなと。
なんと言ってもメロディが良い。なぜ売れなかったのか不思議。シーンの興隆とズレていたのか、それとも風貌がアイドル然としていたからか(笑) ルックスのせいかどうかは知りませんが、日本にも熱心なファンがいました。一時期、FMで掛かっていたのを憶えています。
プログレ・ハードのファンには恐らく飽きやすいと思うんで勧めませんが、アメリカン・ハード・ポップが好きな人にはいいんじゃないかな。英国だけどさ。