これ、いいですね。メロディアスな技巧派。彼らの魅力は、情感たっぷりフレーズで印象に残るメロディライン、ぐいぐい引っ張っていくようなめまぐるしい展開・・これに尽きます。私、冒頭のAnother Encounterでノックアウトです。PRISMやBRUFORDに通じる凄まじさです。高品位なフュージョンですが、ギターのフレーズに歌心があります。ストレートに情感に訴えかけるんですね。そして同時にテクニカルなフレーズも交えてくれます。
３曲目Play It Coolはファンキーなリズム隊が素晴らしいです。スピード感溢れる演奏にのってギターが奏でるフレーズは「どっかで聴いたような？」と思えるメロディアスさ。ピアノが激しく華麗なソロを弾いてます。
奇数の曲順に配置された曲がスリリングでいいです。特に上記２曲は痛快です。今まで見逃していたことを反省してます。他のアルバムも探して聴いてみます。