CAMELの現ベーシストによる渋ぅいアルバム。QUIDAMのメンバーが参加
。CAMELではベースのほかにボーカルも担当することの多い彼だけど、ここではギターをはじめいくつもの楽器を手にしています。収録されている９曲のうち４曲が弾き語り。これは意外。６０年代を想起させるような、ジェントリーなフォーク作品。
透明感のあるキーボードと憂いに満ちたピアノが印象的な２曲目So Hard To Say Goodbyeがいい。ウェットなギター。渋いベースライン。Rajazあたりに収録されてそうな名曲。何度聴いてもええなー CAMELファンは必聴。８曲目When Will You Ever Learn?もCAMELを感じさせるドラマチックでシリアスな曲。終盤の穏やかなベースが印象的。
４曲目Slow Train Bluesの落ち着いたファンキーさも捨てがたい。