おっ 期待してなかったけど、これって結構いいかもしれない。PENDRAGONのベーシストのソロ２作目。穏やかなシンフォ・ポップ。冒頭の曲はPENDRAGONのメンバーが参加していて、これが意表を突いてソウルフルなＡＯＲなんですね。TOTOの99を彷彿とさせるような哀愁メロディ。これがなかなか良くて、最近のMINIMAL VITALのようなギターをフィーチャリングしたテクニカルな哀愁メロ。
それ以降は一転してPeter Geeのキーボードを中心としたシンプルな歌モノシンフォとなります。前半はシンフォの小品で牧歌調の作品が中心。DRUIDやAnthony Phillipsを彷彿とさせます。一方、後半はバラードで、なんかシンフォニックなラブ・ソングって感じ。シンフォとしてはシンプルなアレンジに琴線メロディ・・・朴とつな感じのヴォーカルも曲にはまってる。途中ちょっと退屈な感じも否めないけど、ラスト２曲がまた出来が良い。スケール感を押し出した感じのPENDRAGONとは対照的で、ギミックなしのシンプルな作り。手作りなところがいい。僕はPENDRAGONより好き。
ところで一枚目はどこに売られているのか・・・