詳細はよく分からないなあ、彼、だれ？ へ、TEARS OF ANGERのギタリスト！？ Heptagon Recordsからもリリースしたことがある？ ってことはJensに近い人？ ・・・って、ここでJens Johanssonがキーボード弾いてるやん！ Goran Edmanが歌ぉてるやん！フュージョンとＡＯＲの中間的なサウンドです。Steve LukatherやMichael Landauに近いセンです。Lukatherよりも流麗だし、Michael Landauよりもプログレてます。いいですね、このギター。他にもメタル・フュージョンもできるようですが、なんと言ってもAllan Holdsworth風の奏法で通しているのがいい。Holdsworth的なフレーズがＬＡ系ポップのギターソロで入ったり、メタル寄りのインストにさらっと流れるところなんかニクイですよ。
２曲目 Save The World Part Two
TOTO ＋ フュージョン。ファンキーな曲調でMAXUSに似てますが、メタルがちょっと入ってます。ギターソロはまるでAllan Holdsworthです。すごい。鳥肌たった・・
３曲目 Angry Ant
メタル・フュージョン。冒頭こそ正統派メタルですが、すぐにフュージョン要素が入ってきます。半分はAllan Holdsworthが弾いてるみたいな感じ。メタルとBRUFORDを行ったり来たりするような曲です。
４曲目 Winter Night
TOTOがフュージョンやってるような哀愁ポップ。こういう曲、TOTOにありそうなんだなあ。
５曲目 No Bain
哀愁フュージョン。KARIZMA、MATALEXタイプ。この冒頭のフレーズ、覚えてしまいました。個人的には、私のストライク・ゾーンど真ん中です。
７曲目 Mr Psycho
スリリングなフュージョン。畳み掛けるような展開です。スムーズな展開もはさみ、バランス取れたいい曲です。
９曲目 Hard Jazz
タイトルどおり、ソリッドなギターパートもあるインスト・ナンバーです。ＬＡフュージョンの部分部分にPLANET Xが入ってるような感じです。
１１曲目 Blues
ブルーズをはさむテクニカルなフュージョン。MATALEXかMETROかという感じ。フレーズが雰囲気満点だなあ。終盤のうねるギターが好き。
いいですね、これは。Holdsworth風ギターとJens Johanssonが競演というのもいいですね。Jensは地味めだけど。でも、イマイチこなれてなかったJohansson, Johansson,Holdsworthよりもこっちのほうがずっといいですよ。
HoldsworthがＬＡフュージョンやってるみたいな感じ。Michael Landauの参加作品が好きな人にはおもしろいでしょうね。MATALEXやKARIZMAのようなメロディアスなフュージョンが好きな人にも。
技巧派ギタリストによるハードなフュージョン。Jens JohanssonのレーベルHeptagonからリリースされています。
心地よいギター・フュージョンです。スリリングにすり抜けていくようなギター、手数が多いテクニカルなドラム。緩急を織り交ぜながら情感を損なわないテクニカルです。明るく柔らかな感触がいいです。