３枚目です。GENESISがポップ展開していたとは言え、ここまでシンプルでええんかいなという１枚目でしたが、結局売れに売れたようで。おそらく１枚きりのプロジェクトのはずだったこのアルバムも３枚目に。さらにシンプルになっているなと。Phil Colinsも逃げ出すようなポップです。シングルになった２曲目Word Of Mouthこそ最もシンプルな構成です。まるでロック歌手のメッセージソングみたいなつくりになってますね。
３曲目A Time And Placeは１枚目収録のTaken Inに通じるムーディな雰囲気がいいです。８曲目My Crime Of Passionはやはり１枚目収録のAll I Need Is A Miracleに似てるかな。
５曲目The Way You Look At Meの流麗なサウンドはさすがみんなうまいなと思えるし、まあプログレ周辺でやってる人の演奏能力の高さをポップに結びつけたらどうなるかという意味で興味深いです。同時にポップだシンプルだと言っても独特のサウンドを作り上げてるのは立派です。Phil Collinsを意識したようなモータウン風の６曲目Everybody Gets A Second Chanceもありますが。