んー こういう音だったのか。幻の名盤と言われたNew Englandの２枚目です。キャッチーな曲調はASIAを、ドラマチックな演奏はELOを感じさせます。
アメリカン・プログレ・ハード史でもNEW ENGLANDは幻のバントとして紹介されることが多いようです。しかし、聴いた限りではプログレ･ハードというよりマイナーなメロディック・ハードという印象。随所に顔を出す鍵盤はたしかに時折Keith Emersonを連想させるし、コーラスワークはクィーンを感じさせはしますが。国内盤の宣伝文句にある「幻の名盤」でも「シンフォニック」でもないと思いますが。さらに言うなら、KANSASやSTYXのような骨太な構成ではないし、TOTOのようなキラー・フレーズもなし。
プログレ・ファンではなく、メロディアス・ハードの好きな人にはウケそうです。