SURVIVORの中心人物であったJim Peterikのプロジェクトです。彼のほかにToby Hitchcockというハイ･トーンのボーカリストが参加。二人のプロジェクトとなっています。Peterikは作曲、ギター、キーボードだけでなく自らも歌い、ツイン・ボーカル構成になってる曲が多いです。TOTO、Tommy DenanderのRADIOACTIVEに近いセンです。キャッチー旋律満載のメロディック・ハードです。８０年代のメロディックもののいいトコどり状態です。
１曲目 Things I Should Have Said
TOTO/Denanderタイプの曲です。
２曲目 Love Grows (Rosemary)
ミディアム・テンポながらも緊張感のあるつくりはFOREIGNERを思い出しました。エンディングが冒頭の旋律をなぞる部分なんか最高です。
３曲目 Midnight Confessions
切々と歌われるバラード。クラシカルな趣きと荘厳を感じさせるつくりはAlan Parsons風。
４曲目 No Milk Today
TOTOタイプのハードロック。Toby Hitchcockの歌声はBobby Kimballのように見事です。高音での伸びが凄まじいです。
６曲目 There's A Kind Of Hush
初期SURVIVORタイプのハードなナンバー。
７曲目 Listen People
TOTO風ＡＯＲです。
９曲目 I'm Henry The 8th I Am
ドラマチック＆シリアス。John Elefante期KANSASに似てます。
１０曲目 Just A Little Bit Better
FOREIGNER風。ツインボーカルの構成が生きてます。Toby HitchcockのボーカルスタイルはBobby Kimballにしか聞こえない！ 声質、シャウトの仕方までそっくり。
１１曲目
優しく明るいバラード。
１２曲目
冒頭から１０秒目で「やったー」と思わず握りこぶし。かっこいいです。ドラマチックにして重厚！ まるでTOTO＋ASIAです。ちょっとした組曲構成になってます。
見事なまでに８０年代メロディック・ハードまみれｗ）メロディックもので青春を過ごした人には、RADIOACTIVEとこのPRIDE OF LIONSは必携ですね。
SURVIVORの中心人物のひとりJim Peterik（キーボード他）と、ボーカリストToby Hitchcockのプロジェクト。安心して聴ける２枚目。