濃密なパワーメタル。テクニカルでスピーディな音に、かつてのDREAM THEATER的なトリッキーさを少し加味したような感じかなあ。プログレ者には正直、ツライ音。プログレッシヴ・メタルとして店頭で売られてますが、プログレ者から見たらプログレッシヴさは皆無に近い。メタル側から見ればおそらく「革新的な」部分をそう表現しているのでしょう。もちろん、作品的には高品質だと思われます。曲も変化に富み、起伏が激しいドラマチックな展開があります。テクニカルなパワーメタル系が好きな人向けですね。
Ian Parryの朗々とした声は素晴らしいし、新加入のフランス人ギタリストPatric Rondatもソロアルバムは大好きなんですが・・・僕自身はコレ苦手です。ごめんなさい。