THE FLOWER KINGSのベーシストJonas Reingoldのソロ・プロジェクト。ボーカルにはGoran Edmanが参加しています。モダンなシンフォニックを中心にメタルやジャズの要素も使って多彩な作品に仕上がっています。展開と守備範囲の広さはTHE FLOWER KINGSに通じるものがあります。完成度は高いですね。
２曲目Entering The SpectraはTHE FLOWER KINGSから大げさなシンフォ展開を除いてすっきり仕上げたような感じ。１２分を超える展開はちっとも長いと感じない。
３曲目The Spirit Remains The Sameは後半のシンフォニックなインストが聴きモノ。呪術的な雰囲気にメタリックなギター、メロトロンも出てきます。
７曲目One Whole Halfはプログレッシブなフュージョン。Allan Holdsworthのような華麗なギターがいいな。
８曲目Is This The End?はAYREONのような荘厳さとELOのポップセンスが効いていますね。
１０曲目Welcome To Paradiseは再びTHE FLOWER KINGS風のポップなプログレに。
THE FLOWER KINGSのファンなら間違いなく気にいられそう。琴線メロはないけどAYREONのようなキレと厚みが加わって面白いと思いました。