SEBASTIAN HARDIEのMario Milloが結成したバンド。SEBASTIAN HARDIE譲りの優美なメロディック、柔らかなギター。SEBASTIAN HARDIEと比べると幾分ジャズロック／フュージョン寄りになっています。分かりやすい構成はそのままに、流れるようなギターとシンフォニックな曲展開が堪能できます。FINCHやNIGHTALEに近いが、もっと開放的で明るい曲想がいい感じ。聴きやすさに身を任せながら、メロディックなフレーズとトリッキーな奏法にやがて酔いしれるような感じ。ギターだけではない、キラキラとスペイシーなキーボード、甘い歌声のヴォーカル、そして何よりもゴリゴリとしたベースのかっこ良さ。甘い音色と対照的に、この骨太なベースがソリッドな奏法で楽曲の幅を広げているかと。
どの曲も１回聴けば耳に残りそうなフレーズが満載。