ジャズロック作品。ちょっと難解かも。複雑かつ変拍子な作品。Johansson兄弟はアルバム毎に変化しているが、リードを担当するHoldsworthはいつものHoldsworthで、彼のファンはおそらく満足できるんじゃないかな。逆に言うと、メタル一筋な人や、Holdsworthサウンドに馴染めない人は難解だと思う。
このアルバムは、まず兄弟でテープを作って、テープをAllanに送り彼が自宅のスタジオでギターのパートを録音したものらしい。
余談になるけど、このアルバムには十数分に及ぶ無音部分がある。ラストトラックの曲が終わってからは全くの無音状態が続く。後はCDプレイヤーのモーター音がかすかに聞こえるだけ・・・初めて聴いた時は床に入りながら聴いてたんだけど、曲が終わってうとうとしていた頃に、いきなり亡霊の如く曲が再び始まったんで大変びっくりしたぞっ。思わず声を上げてしまったもんね。
こういう曲って、そのままでは放送できませんよね・・・だって、放送事故になってしまいますもん（笑）